漆喰とは?
漆喰とは、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分とした『石灰』で、面土に防水性を持たせる事が可能です。
漆喰の歴史は古く、約5000年前から世界中で利用されています。
日本が世界に誇れる世界遺産『姫路城』、その白鷹と形容される美しい白壁にも漆喰が用いられています。
棟について
屋根の頂上の流れを棟(むね)といいます。
瓦を重ね合わせた土台には、棟土(むねつち)と呼ばれる赤土が使われています。
面土がはがれ、むきだしになった棟土はどうなるでしょう? 当然流れてしまいますよね。
そこで漆喰の出番。漆喰は水を吸いますが、溶けて流れてしまう事は有りません。
つる首という小さな小手で職人が一面、一面丁寧に仕上げていきます。